家を買うか借りるか
家を買おうと思ったら最初にやること7ステップ
家を買おうと思ったら何から始める?家族との話し合い、無理のない予算、希望条件、建売・注文住宅の選び方、物件探しまで、住宅購入経験をもとに7ステップで解説します。
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家を買おうと思ったとき、最初に何をすればいいのか。
物件を探す、住宅展示場へ行く、住宅ローンを調べる。
やることはたくさんあります。
でも、私自身が家を買った経験から振り返ると、最初に決めておいてよかったのは、
「いくらまでなら無理なく払えるか」
と、
「何だけは絶対に譲れないか」
の2つでした。
私は家を買いたいという気持ちは以前から何度もあり、そのたびに妻へ話していました。
ただ、なかなかタイミングが合わず、そのまま何度か流れていました。
最終的に購入を決めたきっかけは、年齢です。
「今買わないなら、この先は賃貸でずっと暮らすことになるかもしれない」
と考えるようになり、妻に話したところ、妻も同じように考えていました。
そこで本格的に家探しを始めました。
予算については、銀行から「いくら借りられるか」を基準にはしませんでした。
ネット上の住宅ローン返済シミュレーションを使い、
「この月々返済額なら、生活の質を落とさず払える」
と思える範囲で上限を決めました。
また、家の条件についても、
- 立地
- 長期優良住宅
- 建物面積100㎡以上
を絶対条件として決めていました。
実際、最初に見た物件は外観も内装もかなり理想的でしたが、立地条件が合わなかったので見送りました。
結果的に今の家は、予算内で、
- 希望していた立地
- 長期優良住宅
- 建物面積100㎡以上
- 耐震等級3
- 吹き抜け
まで満たしており、現在も満足しています。
今振り返ると、家探しの最初に大切なのは、
「たくさん物件を見ること」よりも、「予算と絶対条件を先に決めること」
だったと感じています。
この記事では、家を買おうと思ったときに最初にやることを7ステップで整理します。
家を買おうと思ったら最初にやること7ステップ
先に全体をまとめると、次の順番がおすすめです。
- 無理なく払える予算を決める
- 絶対条件と「あればうれしい条件」を分ける
- 立地条件を「生活の動き」まで考える
- 戸建て・マンション、新築・中古を整理する
- 建売か注文住宅かを考える
- 物件だけでなく住宅会社からも情報を集める
- 候補を絞って見学・相談・比較する
「まず住宅展示場へ行く」
「とりあえず不動産会社へ行く」
でも家探しは始められます。
ただ、先に自分たちの条件を整理しておいた方が、営業担当者から提案を受けたときも判断しやすくなります。
STEP1|まず「無理なく払える予算」を決める
家探しを始める前に、まず予算の上限を決めます。
ここで大切なのは、
「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら無理なく返せるか」
で考えることです。
住宅金融支援機構の融資基準にも、年収に占める年間返済額の割合を示す「総返済負担率」という考え方があります。たとえば財形住宅融資では、年収400万円未満は30%以下、400万円以上は35%以下という基準があります。
ただし、
融資基準まで借りることが、自分の生活にとって無理がないという意味ではありません。
私の場合は、住宅ローン返済シミュレーションを使って、月々の返済額を確認しました。
当初から、
住宅ローンの返済で生活が苦しくなり、日々の生活の質まで落としたくない
と考えていました。
そのため、予算を上げないと希望条件に合う家が見つからない場合は、予算ではなく条件側を見直すつもりでした。
家は大きな買い物ですが、購入したあとも生活は続きます。
住宅費だけでなく、
- 食費
- 光熱費
- 車
- 保険
- 教育費
- 趣味
- 貯蓄
なども含めて考える必要があります。
「借りられる額」と「無理なく返せる額」は同じではありません。
最初に自分たちの上限を決めておくと、物件を見ている途中で予算が膨らみにくくなります。
STEP2|絶対条件と「あればうれしい条件」を分ける
次に、家に求める条件を整理します。
ここでポイントになるのは、
全部を「絶対条件」にしないことです。
私たち夫婦が決めていた絶対条件は、
- 立地
- 長期優良住宅
- 建物面積100㎡以上
の3つでした。
立地については、さらに具体的に、
- 私と妻、それぞれの実家の中間付近
- 夫婦どちらの職場にも通いやすい交通利便性
- スーパーやコンビニが近い
という条件を決めていました。
一方、
- トイレ内に手洗器がある
- 内装が好みに近い
といった条件は、
「あればうれしい」
くらいに考えていました。
実際、最初に見た物件は外観も内装もかなり好みでした。
それでも立地条件が合わなかったので見送っています。
大金を使う家探しでは、
「せっかくなら妥協したくない」
という気持ちが強くなりやすいと思います。
ただ、条件を増やしすぎると、予算も上がりやすくなります。
絶対条件と希望条件を分けておくと、物件を見たときに判断しやすくなります。
STEP3|立地条件は「生活の動き」まで考える
立地は、
「駅から近い」
「スーパーが近い」
だけではなく、実際の生活動線まで考えておくと選びやすくなります。
私たちの場合は、夫婦とも車通勤ができない職場だったため、
どちらの職場にも通いやすいこと
を重視しました。
また、双方の実家が比較的近い位置関係にあったため、その中間付近を探していました。
現在の家は、その立地条件にかなり合っています。
物件を見る前に、
- 通勤
- 買い物
- 実家との距離
- 日常的によく使う交通手段
などを整理しておくと、内装や外観だけで判断しにくくなります。
家探しを始める前に整理したい3段階
無理なく返せる月々返済額から考える
これだけは譲れない条件
SHO例:立地 / 長期優良住宅 / 建物面積100㎡以上あればうれしい条件
SHO例:トイレ内手洗器 / 内装・設備の好みSHOの場合、予算と絶対条件を先に固定していたため、最初に見た好みの物件も立地が合わず見送れました。
STEP4|戸建て・マンション、新築・中古を整理する
次に、
どんな住宅を買うのか
をざっくり整理します。
主な選択肢は、
- 新築戸建て
- 中古戸建て
- 新築マンション
- 中古マンション
です。
ここで最初から一つに絞る必要はありません。
たとえば、
「絶対に新築戸建て」
と決めて探す方法もありますが、
まだ条件が固まっていないなら、
同じ予算で他の選択肢なら何が買えるのか
も一度見ておくと判断材料になります。
中古住宅の場合は価格だけではなく、
- 建物の状態
- 修繕履歴
- 耐震性
- 断熱性能
- リフォーム費用
なども確認が必要です。
国土交通省の調査でも、中古住宅ではインターネットや不動産会社が主要な情報収集手段になっています。
まずは、
自分たちがどの種類の住宅まで候補にするのか
を整理してみましょう。
STEP5|建売住宅か注文住宅かを考える
戸建てを検討するなら、
建売住宅か注文住宅か
も大きな分岐です。
最初からどちらかに決めつけず、
- 価格
- 自由度
- 手間
- 入居までの期間
- 希望条件をどこまで叶えられそうか
を比べます。
建売住宅と注文住宅で迷っている人はこちらで詳しく比較しています。
→ 建売住宅と注文住宅どっちがいい?メリット・デメリット比較
STEP6|物件だけでなく住宅会社からも情報を集める
物件情報サイトだけでなく、住宅会社からも情報を集めます。
- ハウスメーカー
- 地元工務店
- 土地探しから相談できる住宅会社
など、希望条件に合いそうな選択肢を一度広く見ておくと、比較候補を整理しやすくなります。
注文住宅を考えているなら、住宅会社や資料請求・相談サービスを使って候補を集める方法もあります。
STEP7|候補を絞ったら、見学・相談・比較する
条件と予算が整理できたら、ようやく具体的に動きます。
私たちは現在の家を見つけたあと、妻にも確認して、
- 詳しい条件を確認する
- 内見する
- 見積りを確認する
ために、不動産会社数社へ来店予約を入れました。
私は今の家を内見した日に、住宅会社の担当者から勧められて住宅ローンの事前審査をしました。
その時点ではまだ購入を決めていませんでしたが、
「どのくらいの住宅ローンが組めそうか、目安を確認しておく」
という意味で進めました。
私の場合は、事前審査で特に困ったことはありませんでした。
その後、不動産会社へ行ったことで、その建売住宅の売主も分かりました。
そこで私は、
売主にも直接来店予約を入れて見積りを出してもらいました。
結果として、
不動産会社から購入する場合と、売主から直接購入する場合を比較できた
ので、この順番については良かったと思っています。
住宅は金額が大きいので、
最初に話を聞いた1社だけで、
「ここでいいか」
と決める必要はありません。
価格だけではなく、
- 見積り内容
- 諸費用
- 担当者
- 契約条件
- 保証
- 住宅性能
- アフターサービス
なども比較しましょう。
住宅会社の比較ポイントはこちらで詳しくまとめています。
家を買おうと思ったら、いきなり物件だけを探さない
物件を先に見始めると、外観や内装の好みに気持ちが引っ張られることがあります。
私自身、最初に見た物件は外観も内装もかなり好みでした。
それでも、先に決めていた立地条件に合わなかったため見送りました。
物件を見る前に予算と絶対条件を決めておくことが、判断の基準になります。
家を買う前に決めておきたい3つ
迷ったら、まずこの3つだけ決めてください。
1.予算上限
無理なく返せる月々の返済額から考えます。
2.絶対条件
立地や広さなど、これだけは譲れない条件を決めます。
3.希望条件
内装や設備など、あればうれしい条件を絶対条件と分けます。
この3つが決まるだけでも、家探しはかなり進めやすくなります。
今の状況別|次に読む記事
家探しは、人によってスタート地点が違います。
今の状況に合わせて、次へ進んでください。
まとめ|家を買う前に、予算と条件を先に整理する
家を買おうと思ったとき、最初から完璧な物件を探す必要はありません。
それより先に、
「いくらまでなら無理なく払えるか」
「何だけは絶対に譲れないか」
を夫婦や家族で整理しておく方が、物件を見たときに判断しやすくなります。
私自身、最初に見た物件は外観も内装も好みでしたが、立地条件が合わなかったため見送りました。
結果として、現在は予算内で自分たちの絶対条件を満たした家に住んでいます。
家探しでは、条件を増やすほど選択肢が増えるのではなく、逆に狭くなることもあります。
まずは、
予算 → 絶対条件 → 希望条件
の順で整理してから、次のステップへ進んでみてください。
情報確認日:2026年8月30日